笑う門には福来る

2016年10月に女の子(ちびさん)を出産した新米ママ。現在はタイ在住。ちびさんとの日常と漫画・テレビ・音楽について好き勝手に書き綴るブログ。

入院中、実習中の学生さんがつきっきりだった話

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こんにちは!ぷくこです。

 私が出産した病院では、医学生・看護学生の研修受け入れを行っていました。そんな訳で、出産時と入院中、学生さんが実習のためにずっとつきっきり。

同部屋の人は4人中私以外の3人が断っていたんですけど、私としては良い思い出だったので、ちょっと振り返ってみたいと思います。

 

出産時

まずはお産のとき。

私の出産は、夕方から入院して次の日のお昼過ぎまでかかりました。産まれる日の朝に学生さんが陣痛室に入ってて、「学生が立ち会っても大丈夫ですか?」って聞かれ、思わず「はい」って言っちゃってました。もう痛くて痛くて何も考えられなかったんですよね…。あの場面で「いやです!」って断れる人すごい…( ̄▽ ̄;)

でも、その学生さんすっごく良い子で。ずっと声をかけて励ましてくれたり、タオルで汗を拭いてくれたりしました。助産師さんも沢山いたんですけど、なぜかその学生さんの声が一番優しくて励まされたのを覚えています。

 

入院中

その後、入院中は別の学生さんが実習で付き添ってくれました。

私の病院の場合、入院中は、学生さん1人につき1人の赤ちゃんとママを担当するシステムだったようです。朝の検温や血圧測定、赤ちゃんの沐浴なども同じ学生さんが毎日やってくれました。

学生さんが単独で行動することはなく、必ず病院の助産師か、学校の先生が付き添っているので、特に困ったことはありませんでしたね。

ただ、授乳の様子を見学するとかで、十何分もじーっと見られ続けたのは恥ずかしかったかも。貧相な乳ですいません、くわえさせるのヘタですいません、みたいな(笑)

退院日真近になってくると、「泣き声でぷくこさんのお子さんって分かるようになりました」って言われて嬉しくなったりして。とにかく一生懸命お世話してくれて可愛かったな。

 

思わぬ収穫

学生さんの実習をオッケーすることで、思わぬ収穫(?)がありました。

それぞれの学生さんのフォローのために、病院の助産師さんとは別に、学校の先生がつくんですね。先生は、経験豊富な元助産師さん。その先生が、学生さんと一緒に毎日様子を見に来てくれるんです。

病院の助産師さんは毎日担当が変わりますが、先生は、毎日学生さんと私の様子を見に来てくれるので相談しやすくて。

授乳のコツなど色々と細かいことまで聞くことができました。

「子育ては頑張りすぎないことが大事。"いいかげんが良い加減"って言うでしょ」

というアドバイスをくださり、ありがたかったです。

 

おわりに

産後の疲れている中で、学生さんがずっと付いているのは、ちょっと鬱陶しく感じるかもしれませんが、私の場合はそれ以上に助けられることが多かったです。

あと、なんで看護師や助産師になろうと思ったのか、などの夢の話を聞いていると、もう眩しくて眩しくて。こっちの心が洗われましたね。やっぱり看護師や助産師を目指すだけあって、心がキレイそうな純粋そうな子ばかりでした。娘もこんな風に育ってほしいなーなんて思ったり(笑)

自分のお産、入院で少しでも勉強になったのなら嬉しい限り。産科医、看護師、助産師を目指す学生さんたち、将来のママのために頑張って欲しいです!