SMAPのドラマで好きな作品を5つ挙げます【中居正広】
昨日スマスマの最終回を見てから、SMAPのことばかり考えています。特別ファンではなかったはずなのに不思議です。
同世代の人なら皆んなそうだと思うんですが、物心ついたときからSMAPは当たり前のようにテレビに出ていて、それが普通だと思っていました。まさか5人の姿が見れなくなると思っていなくて。ファンの方の喪失感の凄まじさは計り知れません。
で、そんなSMAPを思い返すと、いちドラマフリークとしては、やっぱり役者としての彼らを思い出してしまうのです。そこで、SMAPのメンバーが出ていたドラマで好きだったものを個人的に振り返ってみたいと思います。
中居正広
まず第一弾は、リーダーの中居くんから。最近では、バラエティ番組での司会業が目立ちますが、役者としても一流の彼。他のメンバーに比べると出演数は少ないですが、彼の演技、作品は、鮮明に記憶に残っています。
最後の恋
私の覚えている限りでは、中居くんがちゃんとした恋愛ドラマに出るのはこれが最初で最後ではないでしょうか?医学生の中居くんと、弟のために風俗で働く常盤貴子との恋愛ドラマ。脚本が北川悦吏子さんで、とても切なくて、優しい物語だったことを覚えています。中居くんが、ドラマでは珍しく純朴な青年を演じています。そして髪の短い常盤貴子がかわいい。主題歌が、小田和正の「伝えたいことがあるんだ」で、この曲を聞いていると、さらに胸が締め付けられます。
伝説の教師
ダウンタウンの松ちゃん演じる破天荒な教師に振り回される、副担任の中居くん。2人のコンビが最高に面白い!2人の仲はこのドラマから始まったんでしょうか?このドラマで、「相手の嫌いなところを10個あげて、それでも一緒に酒を飲みたいと思ったら、それは本当の友達だ」みたいなセリフがあって、その言葉が大好きでした。主題歌がハイロウズの「青春」で、みんなカラオケで歌ってたなあ。DVD化されていないのが残念です。
白い影
リアルタイムで見ていたときは、今までの中居くんのイメージと全く違うので驚いたのを覚えています。自分の病気と戦いながら、医師であろうとした姿や、人を愛してしまって葛藤する姿に心を打たれました。最終回、悲しすぎて、切なすぎて、号泣したのを覚えています。相手役の竹内結子もすごく良かった。書いていて、久しぶりに見たくなりました。
砂の器
白い影で凄い!と思った中居くんの演技。このドラマで、さらにその凄さを見せつけてくれました。クールで、でも悲しい過去を背負ったピアニストの主人公を見事に演じられています。 殺人を犯したんですけど、何度も捕まるなと感情移入してしまいました。こちらも最終回の中居くんの叫びに号泣。リアルタイムでもハマり、数年後にレンタルしてもう一回見るほど好きだった作品です。
ATARU
最近の中居くんのドラマと言えば、これを思い出す方が多いと思います。サヴァン症候群であるチョコザイ(アタル)が、警察に協力をして事件を解決していく話。変なキャラクター、変な話し方で、なのに違和感がなくて可愛らしく見える。中居くん、本当に凄いです。北村一輝さんや栗山千明さん等、出て来るメンバーもみんな魅力的。小ネタを挟みつつ、シリアスで考えさせられる部分もあって、大好きなドラマでした。
おわりに
味いちもんめ、勝利の女神、ブラザーズなどもありますが、5作品を選ぶとすると、間違いなくこの5つです。白い影、砂の器のような、どこか影があって切ない、でも性根は暖かくて…という役をやらせたら天下一品。ドラマを見てしまうと、普段の明るいキャラクターの裏にも、どこか影を感じてしまうから不思議。もしかしたら、テレビに出ている中居くんは全て演技なんじゃ…?と思えるくらい。
演技だけではなく、作品としても名作と呼ばれるドラマが多いのが特徴。全て見返したくなる素晴らしい作品ばかりです。最近ドラマにはめっきりご無沙汰ですが、俳優・中居正広を、また見たいと心から思います。
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